先週おこなわれた2つの重賞を振り返っていきたいと思います。
まずはこちらから
クイーンステークス(G3) 札幌芝1800m 2016年7月31日(日)
スポンサーリンク
外厩データはJRDV.sp
偏差値5位→2位→11位での決着でした!
それでは着順ごとに「全頭徹底解説」から振り返ってみましょう。
レース当日の予想はこちら
▼クイーンステークス(G3) 全頭徹底解説 - 馬券生活✩競馬で生きていく
1着 マコトブリジャール
5位 53.1 ②マコトブリジャール ★★★+
四位騎乗時(0-0-0-3) 前走の福島牝馬Sを15番人気で1着でした。追切外厩あり。前走を
マグレと取るか・・・しかし実際にここで人気になっているシャルールに勝っていま
す。偏差値なりに評価しましょう。抑えですね。
2着 シャルール
2位 63.8 ⑪シャルール ★★★★★
横山典騎乗時(1-1-1-1) 重賞は福島牝馬S2着。前走はG1だったので仕方ないかもしれ
ません。追切展開外厩あり。ここは勝ち負けです。マイナス要素はありません。偏差値
通りに評価できるでしょう。
3着 ダンツキャンサー
11位 43.9 ①ダンツキャンサー ★★
勝浦騎乗時(初騎乗) 前走でOPの安土城S2着。重賞は入着歴なし。追切外厩印あり。前
走の好走をどう取るか。札幌での勝ち星有り(1000万下)。そこまで推せる要因なし。
以上がレース当日の全頭徹底解説からでした。
1着はマコトブリジャールでした。やはり前走の福島牝馬Sで実際にシャルールに勝って
いたのはフロックではなかったですね。前走から間隔が空いたとはいえ、今は外厩があ
りますからね。問題はなかったといえます。
とはいえ、2着のシャルール以外で上位に来たのは内枠の馬ばかりでした。札幌の芝は
開幕週という事でインにバイアスがかかっていたという事でしょう。しばらくは内枠有
利と考えてもいいかもしれませんね。
2着はシャルール。中10週も外厩ありで追切も良し。結果的に不安はまったくなかった
ようです。今回もレース内容としては一番強い競馬をしたと思われます。G3レベルだと
毎回勝ち負けの馬ですね。次走も要注目ですね。
3着は1番枠のダンツキャンサーでした。この馬の履歴を見て偏差値は低かったのですが
少し気になっていたところがありました。前走で人気薄で好走した場合、今回人気にな
っていると裏切るケースは多いのですが、またまた人気薄だった場合、続けて好走する
というのもけっこうあります。追切も良かったですし、穴候補に入れても良かったです
ね。
偏差値1位のウインプリメーラは直線までは良かったのですが、4コーナーすぎから全
く伸びず、馬群に沈んでしまいました。これは予想外でしたね。敗因もよくわかりませ
んが、これで人気を落とすようであれば次走は要注目ですね。
予想の結果は
[ 馬券生活 公式3連複買い目 ]
3連複
⑥→②③⑦⑪⑬ 10点
残念ながら不的中に終わりました。
あと特筆すべき点は、3歳馬ロッテンマイヤーは3番人気でしたが偏差値は9位と低く、
やはり10着と敗れてしまいました。
偏差値5位のナムラアンは、公式買い目には入っていましたが、中6週で外厩なしという
事で6着と敗れてしまいました。もし外厩を使っていれば3着あたりには来ていた可能性
もあります。やはり現代競馬では賞金の高い重賞レースでは「外厩」は不可欠です。厩
舎がSレベル(ピンク色)でなければ、レース間隔が中6週以上空いていて外厩なしならほ
ぼ無条件で消したほうが良いです。私もこの事をもっと強く推すべきでした。これは今
後もずっと続くでしょう。ぜひとも覚えておいて下さい。
重賞で中6週以上で外厩なしは消し
(ただし厩舎がSレベルの場合を除く)
続いてはこちら
アイビスサマーダッシュ(G3) 新潟芝1000m 2016年7月31日(日)
スポンサーリンク
偏差値1位→2位→3位での決着でした!
それでは着順ごとに「全頭徹底解説」から振り返ってみましょう。
レース当日の予想はこちら
▼アイビスサマーダッシュ(G3) 全頭徹底解説 - 馬券生活✩競馬で生きていく
1着 ベルカント
1位 67.4 ④ベルカント ★★★★★
M・デムーロ騎乗時(1-0-0-0) 重賞は昨年のこのレースを含む4勝を挙げています。前走
のCBC賞は3着でしたがここで「M・デムーロ」に乗り替わり。大きなプラスです!追切
展開あり。中3週なので外厩は使えませんでしたが、明らかにここを狙ってきている感
じがあります。「厳選軸馬」の「S鉄板馬」に該当しています。ここは圧倒的大本命で
しょう。完全に勝ち負けの馬です。
2着 ネロ
2位 62.3 ⑬ネロ ★★★★★
内田博騎乗時(2-4-1-3) 重賞はそこそこ好走するのですが、まだ3着以内はありませ
ん。前走は韋駄天S2着。結局韋駄天Sの1~3着馬がここで有力馬になっています。追切
展開外厩あり。枠のぶんだけプリンセスムーンやローズミラクルよりも有利ですね。結
局開幕週とはいっても外枠有利なのは間違いありません。やはり③や⑥よりも3着以内
の可能性は高いでしょう。
3着 プリンセスムーン
3位 61.0 ⑥プリンセスムーン ★★★★+
北村友騎乗時(3-0-0-1) 重賞は初挑戦。前走でOPの韋駄天S(新潟芝1000m)1着。ロー
ズミラクルのアッパーバージョンといった感じです。追切展開外厩あり。騎手レベルは
Cですが、この馬との相性は良いです。非常に安定感があります。マイナス要素はいっ
さいありませんね。
以上がレース当日の全頭徹底解説からでした
完全に偏差値通りの決着でしたね。
1着のベルカントは枠順を考えると着差以上に強い勝ち方でしたね。もちろんスタート
後の外への寄せ方も絶妙でしたね。あれ以上厳しくやっていたら審議になった可能性も
あります。ミルコとは相性抜群でしたね。海外での経験も豊富なのかミルコと新潟直線
1000mとの相性もバツグンでした。
2着のネロは大外枠という非常に良い条件を活かしました。このコースの適正もピッタ
リですね。しかし3着のプリンセスムーンと、もし枠順が逆だとしたら着順も入れ替わ
っていたかもしれません。
馬券的には3連複480円なら1点で取らないと厳しかったでしょうね。3連単1800円も2~
3点で狙って取れていた可能性もあります。
予想の結果は
[ 馬券生活 公式3連複買い目 ]
3連複
④→③⑥⑪⑫⑬ 10点
一応的中ですが、完全にマイナスです。
本命党の方は自信を持って、ガツンと購入されたケースもあったのでしょうね。非常に
結果がわかりやすかったレースだと思います。
1着のベルカントは「厳選軸馬のS鉄板馬」でしたし、3連単の1着固定で買えましたね。
今までのブログ開始から重賞のトータルの収支は(2016年2月27日~)
[ 馬券生活 公式3連複買い目 ]
55レース中19レース的中(的中率34.5%)
投資金額65,200円 回収金額157,460円
回収率241.5% 純利益92,260円
そろそろ大きな配当をガツンと当てたいところですね。そういえば小倉はえらい荒れま
くりようでしたね。今週は小倉記念があります。少し期待したいですね。
あと、今週から重賞に関しては少しブログの更新の仕方を変えようと思います。今まで
はレース当日の朝に「全頭徹底解説」をおこなっていましたが、週半ばから全頭の解説
も少しずつやっていきながら更新していくスタイルにしていこうと思います。できれば
火曜か水曜ぐらいから更新のスタートをおこなっていきたいと思います。
今週は「小倉記念」と「レパードステークス」ですね。どうかこれからも「重賞偏差値
予想」にご期待下さい!
それではよろしくお願いします。
スポンサーリンク
ランキングにご協力下さい
ブログの更新スケジュールについて
月曜(18時頃) 偏差値的重賞回顧
先週おこなわれた重賞を回顧します
火曜(18時頃) 「厳選軸馬」「新偏差値表」 結果編
先週の厳選軸馬と新偏差値表の結果を振り返ります
木曜(18時頃) 今週の重賞出走馬確定
重賞の出走馬を全頭外厩付きで発表します
金曜(21時前後) 「厳選軸馬」「新偏差値表」土曜版
土曜の厳選軸馬と新偏差値表の更新です
土曜(朝10時前後) 「今日のレース」
当日のポイントや結果を更新していきます
(21~22時前後) 「厳選軸馬」「新偏差値表」日曜版
日曜の厳選軸馬と新偏差値表の更新です
日曜(朝10時前後) 「今日のレース」
当日のポイントや結果を更新していきます
※重賞がある場合は
レース前日(金or土)18時前後 「重賞偏差値予想(偏差値確定版)」
重賞を偏差値(完全無料指数)で予想していきます
レース当日朝9時前後 「全頭徹底解説」
出走全馬を解説しより深く序列をつけていきます
※G1の場合はイレギュラーで「G1スペシャル」大特集します
スポンサーリンク
それから、最後にこのブログでの私の競馬への考え方に深く関わっているサイト等を紹介します。
競馬に関するほぼあらゆるデータが集まっています。初めはリアルタイムでのパドック
情報配信に興味があったのですが、「能力」「展開」「調教」「騎手」「厩舎」「オッ
ズ」「パドック」「外厩」等、あらゆるものが指数化されています。アナログなものも
デジタルに変換している感じですね。
▼馬券裁判“本人”が初めて明かす! 「馬券裁判 ─競馬で1億5000万円儲けた予想法の真実─」
実際に競馬で1億円以上を稼いで馬券裁判になった「卍氏」の競馬に関する考え方が記
載された本です。私がこのブログで「偏差値」を開発して発表するきっかけになったの
がコレです。色々なデータを組合せて自分独自の指数を作成していく。実際に競馬で稼
いだという事実があるので重みが違います。もちろん指数だけではなく、馬券の買い方
がいかに重要かという事がハッキリわかります。
※「卍氏」の新刊が2016年7月29日発売です!
「外厩」といったらコレです。外厩という競馬新聞にも載っていない制度。これがいか
にJRA競馬を攻略するのに必要かがわかります。賞金の高い高額条件の重賞(とくにG1)
がなぜ外厩使用馬で埋め尽くされるのか・・・
このブログの「重賞偏差値予想表」に外厩データが入っている理由の一つです。
こちらもかなり長いあいだお世話になっています。昔は月刊誌だったのですが、現在は
隔月刊で発刊となっています。