いよいよ「宝塚記念」ですね。
最後に全頭を解説していって、チャレンジ買い目を出していきたいと思います。
過去記事はこちら
▼宝塚記念 G1スペシャルvol.1 騎手厩舎外厩 - 馬券生活✩競馬で生きていく
▼宝塚記念 G1スペシャルvol.2 枠順確定 - 馬券生活✩競馬で生きていく
▼宝塚記念 G1スペシャルvol.3 前々日バージョン - 馬券生活✩競馬で生きていく
▼宝塚記念 G1スペシャルvol.4 偏差値確定最終版! - 馬券生活✩競馬で生きていく
レース当日6/26の各データの更新はこちら
▼今日のレース(東京・阪神・函館) 6/26(日) - 馬券生活✩競馬で生きていく
宝塚記念の結果・回顧はこちら
▼宝塚記念 偏差値的重賞回顧 - 馬券生活✩競馬で生きていく
宝塚記念(G1) 阪神芝2200m 2016年6月26日(日)
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外厩データはJRDV.sp
[ 出走馬 全頭解説 ] ✩5段階評価(最大✩✩✩✩✩)
偏差値17位 31 ⑭ヒットザターゲット ✩
いままでG1は2014年の宝塚記念4着が最高です。
展開がハマれば好走はあるかもしれませんが・・・
評価しづらいです。
15位 38.2 ④ワンアンドオンリー ✩
かつてのダービー馬ですが、それ以降神戸新聞杯1着以外、国内のレースでは馬券に絡んでいません。
今年の3月から橋口弘厩舎から橋口慎厩舎に変わっています。
どうなのでしょうか。
15位 38.2 ⑰ヤマカツエース ✩
G1はNHKマイルC13着のみです。
前走の鳴尾記念は1番人気で6着でした。
この馬は偏差値があまり伸びないタイプです。
本番のここも厳しいでしょう。
14位 40.6 ⑪トーホウジャッカル ✩
2014年菊花賞1着です。
中7週で外厩を使っていないのは大きなマイナスです。
前走、天皇賞・春で7番人気で5着でした。
今回は3200mから2200m。京都から阪神。
ある程度人気していますが、ここは条件が一気に悪くなっています。
この馬は芝が良い状態の長距離コース向きです。ここはいりません。
13位 41.9 ⑬タッチングスピーチ ✩✩
2200mのエリザベス女王杯3着があります。
4歳牝馬だと、ミッキークイーンに比べると1枚落ちる印象があります。
外枠の差し馬で穴の牝馬。穴の余地はあります。
中3週で追切無印は痛いです。例年のレベルだと来ても不思議はないのですが。
12位 43.1 ⑫サトノノブレス ✩✩+
G1は2013年の菊花賞2着があります。
前走は阪神2000mの鳴尾記念を勝ちここへ。
この距離なら大崩れはありません。
追切▽で穴候補ではあります。上位が凡走すれば可能性はあります。
11位 44.3 ⑯マリアライト ✩✩+
エリザベス女王杯1着(稍重)です。
ここのところずっと堅実に走っています。
パンパンの良馬場であれば力が足りなさそうですが、時計が掛かるのは好都合です。
偏差値的にはあまり買えませんが、抑えは必要かもしれません。
10位 49.1 ⑧ステファノス ✩✩✩
G1は香港のQEⅡCと天皇賞・秋の2着があります。
前走の鳴尾記念2着を叩いてここへ。
いかにも好走しそうなタイプです。
偏差値が伸びなかったのは他馬との比較でしょう。
同じようなタイプが多いのです。
今回のメンバーは相当層が厚いと思います。
好走はできるでしょうが、3着までに入るか?というと少し疑問です。
9位 50.3 ①フェイムゲーム ✩✩+
G1は2015年の天皇賞・春2着があります。
やはり好走が長距離に偏っています。スタミナタイプなのは間違いありません。
時計が掛かるのは好都合でしょう。
偏差値的には同じ「C判定」のステファノスと比較するとこちらがやや不安です。
7位 53.9 ⑥ラストインパクト ✩✩✩✩
G1はジャパンカップ2着、ドバイシーマクラシック3着があります。
今年の2月で松田博厩舎が解散、現在は角居厩舎に移っています。
「川田」「角居」「しがらき」と買える要素満載です。
転厩してまだ伸びしろがあるような気がします。
この馬は長距離タイプではありません。
ベストは芝2000~2400m。今回の舞台はピッタリ合います。
海外帰りで人気が落ちているのであれば、絶好の狙い目でしょう。
7位 53.9 ⑩カレンミロティック ✩✩✩✩
2014年宝塚記念2着、2015年天皇賞・春3着、2016年天皇賞・春2着。
古豪です。セン馬なので走り続けないといけません。
好走しても好走しても人気にならないタイプの馬です。
現在14番人気。
どう考えても実力の割に低評価です。
買わない手はありません。抑えましょう。
6位 55.1 ⑮サトノクラウン ✩✩✩✩
G1はダービー3着があります。4歳馬。
道悪の京都記念では適性を見せました。馬場が回復しなければより良いでしょう。
岩田騎手というのがやや不安ですが・・・
「堀」「展開★」「しがらき」と好走要素満載です。
現在9番人気ですが偏差値は6位。4歳3強の一角崩し筆頭はやはりこの馬でしょう。
5位 58.7 ⑦ラブリーデイ ✩✩✩+
昨年は中距離で無双しました。
結局2000~2400mでは1度も馬券圏内を外しませんでした。
しかし、今年の初戦、大阪杯で4着。
続く香港QEⅡC(2000m)も馬場の影響もあったのでしょうが4着。
昨年の輝きが多少失せています。
やはり大阪杯でアンビシャスとキタサンブラックに先着を許したのが大きいですね。
昨年は京都大賞典を快勝し、天皇賞・秋1着、JC3着。
それに比べると今回、4歳馬で伸びしろがあるアンビとキタサンを逆転できるのでしょうか?
現在4番人気。4歳3強が向こうから崩れてくれない限りは良くても4着まででしょう。
もちろん力があるのはわかっているのですが。
今回は人気と実力のバランスで買いにくくなっています。
3位 61.1 ③キタサンブラック ✩✩✩✩✩
G1は、皐月賞3着、菊花賞1着、有馬記念3着、天皇賞・春1着。
というよりも左回りのダービー14着以外はすべて3着以内に好走しています。
「キタサン」の冠名なのでどうしてもイロモノ的に見られるかもしれませんが、この馬は化物の可能性もあります。
走っても走ってもダントツ1番人気にはなりません。
今回ファン投票1位でも、現在2番人気です。
この馬には過去のデータは当てはめない方が良い気がします。
軸にするのではなくて、ひたすら相手として買い続ける。消すのは考えられません。
今回も「3着以内」であればこの馬が一番可能性は高いような気がします。
✩5つです!
3位 61.1 ⑤シュヴァルグラン ✩✩✩
G1は前走、天皇賞・春を初挑戦で3着。
偏差値はキタサンブラックと並んで3位です。
ただ阪神大賞典の内容を見ると、長距離が向くタイプでしょう。
3200mの天皇賞・春では、キタサンブラックとカレンミロティックに先着を許しています。
そして、キタサンもカレンも中距離のG1で好走実績があります。
スタミナがあって、道悪が向くタイプです。
という事は馬場が回復した2200mならばキタサンに先着する可能性は極めて低くなります。
現在5番人気。
距離適正であれば、この馬よりサトノクラウンを評価したいですね。
突然の雨などで馬場がさらに悪化すれば買ってもいいのですが・・・
2位 62.3 ②アンビシャス ✩✩✩✩✩
G1は天皇賞・秋5着があります。
中山記念でドゥラメンテと同タイムの2着。
大阪杯でキタサンブラックと同タイムの1着。
全く底を見せていません。まだまだ伸びる可能性があります。
現在は外厩制度があるので、大阪杯からの直行はむしろ好都合でしょう。
この馬のポイントは2つ
①「横山典」+「関西馬」
どうしても横山典騎手だと買えないという人はいます。
すごくよくわかります。
「ヤラズ」「後方ポツン」「馬は頑張ってるよ」など悪いイメージがあります。
しかしこの騎手は関西馬に乗ると本気を出して来ます。
昨年の宝塚記念のゴールドシップは仕方ないです。それよりもシップに天皇賞・春を勝たした結果の方が大きいです。ゲートの問題で昨年の宝塚はレース以前の問題でした。
それにカンパニーという馬がいました。
この馬も「音無」厩舎の馬でしたが、後方脚質の同馬を先行していくつも重賞を勝たせたのは横山典騎手です。
前走の大阪杯も先行してキタサンブラックに勝ってしまいました。
今回も脚質はわからないですが、この騎手が乗るプラスは大きいです。
②「ノーザンF天栄」
今回は有力関西馬が外厩「ノーザンFしがらき」でたくさん来ましたが、この馬は関西馬なのに「ノーザンF天栄」です。
天栄は福島県にあるので通常は関東馬の外厩先になります。
今回は「しがらき」に有力馬が集まったので、むしろ「天栄」でのびのび調整させたい。
そのため大阪杯からの直行の可能性もあります。
ドゥラメンテがいなければ、この馬が一番勝利に近いでしょう。
✩5つです!
1位 67.2 ⑨ドゥラメンテ ✩✩✩✩+
G1は皐月賞1着、ダービー1着、ドバイシーマクラシック2着(落鉄)
現在古馬(4歳馬以上)の中距離では日本最強馬といってもいいでしょう。
ミルコに乗り替わってから、日本馬に隙を見せた事はありません。
ミルコは現在不振ですが、この馬に騎乗する以上パフォーマンスが落ちる事は考えにくいです。道悪は未経験ですが、ドバイで落鉄したまま2着に走る馬です。些細な要素かもしれません。
もちろん偏差値1位。
「ミルコ」「堀」「しがらき」全てピンク(最上位レベル)です。
しかも追切〇に展開★と盛りだくさんです。しかも厳選軸馬にも選ばれました。
普通に考えるならこの馬が大本命でしょう。
しかし2つだけ不安点があります。
今年春のG1シーズン。
関西圏のG1での1番人気での関東馬。
「桜花賞」のメジャーエンブレム→4着。
「天皇賞・春」のゴールドアクター→12着。
もちろんドゥラメンテは「堀」厩舎なので問題ないという可能性はあります。
しかしドゥラメンテは関西のレースは初めてです。しかも有力関西馬が一斉に向かってきます。これは不安要素だと考えられます。
そしてもう一つは海外帰り。
ライバルの4歳馬キタサンブラックとアンビシャスは国内レースからの順調な調整です。
しかしドゥラメンテは海外帰り。落鉄の影響もあり疲労もあったはずです。
もちろんこれらは重箱の隅をつつくような事かもしれません。
しかし1番人気である以上、些細なマイナスも見逃す事はできません。
この点だけで、ほんの少し評価を落とします。
[ 馬券生活 公式3連複買い目 ]
3連複
⑨→②③⑤⑦⑮ 10点
これはほぼ自動的に買い目が決まります。
[ チャレンジ最終買い目 ]
正直、馬券的には4歳3強②③⑨は揺るぎないと思います。
逆に⑤と⑦は人気を考えると抑える妙味は少ないと考えられます。
馬券的な妙味は⑥⑩⑮の3頭が非常に面白いでしょう。
このあたりを踏まえて最終買い目を出していきましょう。
決めました!
やはり4歳②アンビシャスと③キタサンブラックはマイナス要素がないです。
極端にインが荒れないと仮定して内枠は不利だとみません。
それにアンビシャスはインが悪ければ差し競馬にまわっても良いでしょう。
3連複
本命は②③⑨(50%)です。
本当は1点勝負にしたかったのですが、万が一ドゥラメンテのマイナス要素が出た時の事を考えて、
3連複②③2頭軸流しで、
相手は⑤⑥⑦⑩⑮の5点(10%ずつ)、これでいきます。
②③⑨(50%)
②③⑤、②③⑥、②③⑦、②③⑩、②③⑮(10%)ずつ。
この3連複6点でいきます!
個人的には②③のワイドも買っても面白いでしょうね。
結果は
1着 ⑯マリアライト 8番人気
2着 ⑨ドゥラメンテ 1番人気
3着 ③キタサンブラック 2番人気
やや時計の掛かる馬場がピッタリだったのか、マリアライトが差し切りました。
2着はドゥラメンテ。ややレース振りがスムーズではなかった気がしましたが、最強馬の意地を見せました。
3着はキタサンブラック。この馬場にしてはやや早いペースかと思いましたが、前に行った馬では唯一残りました。またこれでこの馬は右回りの3着以内を逃しませんでしたね。
3連複は2,800円とやや厳しい配当でしたか。
マリアライト本命の方はおめでとうございます。
残念ながらブログ的には、マリアライトは偏差値11位。
これは買えませんでした。
アンビシャスは4コーナーでずるずる後退。期待していたのですが、残念!
それではよろしくお願いします。
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※重賞がある場合は
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レース当日朝9時前後 「全頭徹底解説」
出走全馬を解説しより深く序列をつけていきます
※G1の場合はイレギュラーで「G1スペシャル」大特集します
それから、最後にこのブログでの私の競馬への考え方に深く関わっているサイト等を紹介します。
競馬に関するほぼあらゆるデータが集まっています。初めはリアルタイムでのパドック
情報配信に興味があったのですが、「能力」「展開」「調教」「騎手」「厩舎」「オッ
ズ」「パドック」「外厩」等、あらゆるものが指数化されています。
アナログなものもデジタルに変換している感じですね。
▼馬券裁判“本人”が初めて明かす! 「馬券裁判 ─競馬で1億5000万円儲けた予想法の真実─」
実際に競馬で1億円以上を稼いで馬券裁判になった「卍氏」の競馬に関する考え方が記
載された本です。私がこのブログで「偏差値」を開発して発表するきっかけになったの
がコレです。色々なデータを組合せて自分独自の指数を作成していく。実際に競馬で稼
いだという事実があるので重みが違います。もちろん指数だけではなく、馬券の買い方
がいかに重要かという事がハッキリわかります。
※「卍氏」の新刊も発売予定です
「外厩」といったらコレです。外厩という競馬新聞にも載っていない制度。これがいか
にJRA競馬を攻略するのに必要かがわかります。賞金の高い高額条件の重賞(とくにG1)
がなぜ外厩使用馬で埋め尽くされるのか・・・
このブログの「重賞偏差値予想表」に外厩データが入っている理由の一つです。
▼書籍版競馬王 2016年 07 月号 ▼Kindle版競馬王 2016年07月号 [雑誌]
こちらもかなり長いあいだお世話になっています。昔は月刊誌だったのですが、現在は隔月刊で発刊となっています。
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