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ダービー特集第二弾です。
第一弾はこちら
・日本ダービー(東京優駿)~G1スペシャルvol.1~ - 馬券生活✩競馬で生きていく
今回は「騎手編」という事で、騎手に絞った形でお送りしたいと思います。
日本ダービー(東京優駿)G1 東京 2016年5月29日(日)
芝2400m
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出走予定馬の騎手が全て決まりましたね。ちなみに、この重賞予想で使う偏差値表は「騎手レベル」ごとに色分けされています。
今回ですと
Sレベル(ピンク) ルメール、戸崎圭、川田、M・デムーロ、福永
Aレベル(オレンジ) ボウマン、武豊、浜中、岩田康
Bレベル(イエロー) 松山弘、蛯名正、横山典、田辺、T・ベリー、四位
Cレベル(無色) 内田博、吉田隼、柴田大
Dレベル(ブルー) 石川裕
本来であれば、これよりも下にEとFレベルまであるのですが、さすがにダービーという事で対象はいませんでした。このレベル分けは、昨年1年間と今年の芝の複勝率を元にレベル分けをしています。
さて、ダービーという事で、特に1着「優勝騎手」にはある傾向があります。
過去20年の勝利騎手
年齢(当時)
1996 藤田伸二 初 24
1997 大西直宏 初 35
1998 武豊 初 29
1999 武豊 2度目 30
2000 河内洋 初 45
2001 角田晃一 初 30
2002 武豊 3度目 33
2003 M・デムーロ 初 24
2004 安藤勝己 初 44
2005 武豊 4度目 36
2006 石橋守 初 39
2007 四位洋文 初 34
2008 四位洋文 2度目 35
2009 横山典弘 初 41
2010 内田博幸 初 39
2011 池添謙一 初 31
2012 岩田康誠 初 38
2013 武豊 5度目 44
2014 横山典弘 2度目 46
2015 M・デムーロ 2度目 36
やはり、ある程度の経験、年齢が求められます。
年齢が20代で勝利したのは、
「藤田伸二」
「武豊」
「M・デムーロ」
この3人だけです。
武豊は別格でしょうね。M・デムーロも短期免許での外国人として勝利。少し別のような気がします。
そして「藤田伸二」
おそらく、今の若手騎手で彼のような騎手はいないでしょう。そしてこれから先も現れないかもしれません。それくらい当時は衝撃的でした。やはりスケールの大きな人はやる事も大きいですね。
①基本的に年齢が20代の騎手はほとんど考えられない
次には、やはりベテランの味ですね。ベテランといっても2種類あると考えられます。
[ 念願のダービー制覇 ]
2000年の河内洋などは、まさにこのケースでしょう。ようやく夢が叶ってダービー制覇。
2009年の横山典弘もこのケースでしょう。
[ 渋いベテラン騎手の味 ]
2006年の石橋守がそうでしょう。
あまりG1には縁がありませんでしたが、前走の皐月賞でG1初制覇。
そしてダービーにも手が届きました。
1997年の大西直宏もほぼ同じケースですね。
2001年の角田晃一、2007年の四位洋文、2011年の池添謙一の3名は早くからG1を勝利し、30歳を過ぎてから見事にダービーのチャンスをモノにしました。
まあ、30歳という年齢をベテランと言っていいかは微妙ですが、騎手キャリアを積み重ねての30歳到達というのは重みがあります。
②ベテラン(30歳以上)の騎乗経験が活きる
河内洋は45歳でダービーを制覇しました。40歳を過ぎるとあと何年かのうちに決めないと、という思いが強くなるのでしょうね。
それ以外のケースとしてはこちらですね。
2004年の安藤勝己
2010年の内田博幸
2012年の岩田康誠
そうです、地方出身の騎手です。やはり地方でリーディングを続け、中央入り。騎乗のレース数もJRAの騎手とは雲泥の差です。それに、自ら志願しての中央入り。情熱が違うと思います。ダービー制覇へのチャンスをしっかりモノにする事ができます。
③地方出身騎手
そして、最後はこちらです。
最近は特に多いのですが、「リピーター」
やはりリーディング上位の特定騎手に、騎乗機会が集まるのか、ダービーを1度制覇して余裕が生まれるのか。
5度も制覇している武豊は当然別格として、これからはこのリピーターというケースは本当に多くなるでしょうね。
④リピーター(ダービー制覇騎手)
ダービーを勝利する騎手というのはほぼこのパターンで決まりでしょう。
単勝であったり、連単系の馬券を狙うならこの作戦は大いに価値があるでしょう。ちなみに2着3着に来る騎手も、一部を除いては似たような傾向にあります。
今回20代の騎手は
「石川裕」「松山弘」
さすがに、この2人は厳しいでしょう。勝利するどころか3着以内も厳しいと思われます。
「浜中」
リーディングの上位でG1もかなり制覇しています。さすがに、もう少し年齢が経ってからという気もします。勝利はまだ先でしょう。
「ボウマン」「T・ベリー」
短期免許の外国人騎手は今まで「M・デムーロ」のみです。初制覇時は前走の皐月賞も騎乗して勝利していました。前走G1勝利クラスでないと厳しいでしょう。2着3着ならあるかもしれませんが、ダービー制覇とまではいかないでしょう。
狙いたいのはまず「ベテラン(30歳以上)騎手」
一番は「蛯名正」でしょうね。現在47歳。キャリアを考えるとダービーを勝利していないのが不思議なくらいです。2012年、2014年と2着でした。おそらく、ダービーを勝ちたいという思いは、出場する騎手の中で一番ではないでしょうか。
あとは関東の「柴田大」「吉田隼」
イメージでいうと大西直宏に少しかぶるのではないでしょうか。20代の若手よりは、可能性はありそうですが、大西直宏は皐月賞を勝ってここに向かって来ていました。今回は厳しそうですね。
おっと、関東だとこちらも。「田辺」
年齢は30代ですが、さすがにダービーを勝つのはまだ早いような気はしますが・・・
関西だとやはり「福永」
やはり、この騎手はダービーまで何か少し足りないようですね。惜しいところまでは来ているのですが・・・残念ながら軸にしようとは思えないですね。
それならこちら「川田」
とうとう30歳になりました。今年はビッグチャンスだと思います。池添騎手のようにしっかりその手に栄冠をつかめるのかどうか・・・ここで取れなければ、しばらくチャンスが遠のくかもしれません。悪くはないですが、本命にはしづらいですね。
あと「地方出身騎手」
いました「戸崎圭」
JRAの騎手が取りあぐねていたら、間違いなくこの騎手がダービージョッキーになるでしょう。年齢的にも35歳と充実期に入りました。少なくとも4,5年以内にはダービーを取れるのではないでしょうか。もちろん今年も要注目です。
最後に「ルメール」
外国人騎手ですが、昨年JRAの所属騎手になりました。実績的にも申し分ないです。イメージでいうと「地方出身騎手」に近いのではないでしょうか。騎乗技術も大レースでの経験もバッチリです。
同時期にJRA所属になった「M・デムーロ」が去年ダービーを制覇しました。もちろんライバル意識もかなりのものでしょう。当然ダービーの栄冠を掴みにくるでしょう。
以上、今回のダービー
騎手としての勝利候補は3名
「蛯名正」「戸崎圭」「ルメール」
これに次ぐのが「川田」でしょうか。3人に比べるとやや弱いですが。
これらの騎手が栄冠を逃したら、当然「リピーター」の騎手が栄冠を掴むでしょうね。
今回は完全に「騎手」の面で分析しました。
明日は「外厩」の面で分析してみようと思います。もちろん「厩舎」に関わる事も含まれます。
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