今週から、木曜日に出走馬が確定した時点でその週1番の注目レースを取り上げる事にします。
今週末はやはり「大阪杯」。
少頭数ですがG1並みの粒ぞろいのメンバーが集まりました。
大阪杯(G2) 阪神 4/3 出走馬確定
外厩データはJRDV.sp
まだ偏差値が出ていない出走表です(枠順ではないのでご注意下さい)。
G1馬が複数集まり、大変興味深いレースとなりそうですね。
まずはコース特性から。
[ 阪神 芝 内回り 2000m ]
外回りの芝と比べると直線が約117m短い。
今週から芝はA→Bコースに変更。
当然ながら、逃げ先行馬に利がある。
差し追込は、ハイペースになった時か、強い馬でないと少々厳しい。
今週からBコースに変わる分、土曜日の様子を見ないといけないが、先行馬にプラスになる可能性は高い。
有力馬で脚質的に見て、多少割り引かなければいけないのは
「アンビシャス」
「ショウナンパンドラ」
「タッチングスピーチ」
特に「アンビシャス」は、ルメール騎手から横山典騎手に乗り替わり。
鞍上の性格から考えて、最後方からの追走も考えられる。
ハイペースにならなかった時は、全く届かない可能性もありうる。
「ショウナンパンドラ」はオールカマーで小回り中山を克服。
少頭数であれば問題ない可能性が高い。
「タッチングスピーチ」は現在絶好調の福永騎手。今年の芝複勝率は驚異の52.9%。
少頭数であれば割引はあまり必要なしか。
後はレース前日に偏差値が出るのを待つだけだが、ここで外厩面でチェック。
「キタサンブラック」
宇治田原優駿Sを使用。デビューからずっと同じ外厩。
中13週だとセントライト記念を制した時とほぼ同じ。問題なく力を出せそう。
「ショウナンパンドラ」
ノーザンFしがらきを使用。デビューからずっと同じ外厩。
昨年の大阪杯の時とローテーションはほぼ同じ。
昨年は道悪がたたって9着に敗れたが、オールカマーの時は中12週で1着。
問題なし。
「ヌーヴォレコルト」
社台F山元TCを使用。デビューからずっと同じ外厩。
中10週以上だと、チューリップ賞2着、ローズS1着、中山記念1着、オールカマー2着と全く崩れなく走っている。問題なし。
「ラブリーデイ」
ノーザンFしがらきを使用。デビューからずっと同じ外厩。
昨年の京都大賞典が中14週で1着。
本格化してから2000~2200mは負けなし。問題なし。
今回の外厩組はマイナス材料が見られなかった。
各馬とも実力をしっかり出せそう。
「タッチングスピーチ」
こちらは「中6週」なのに外厩を使用していない。
ローズS1着の時は、中5週で外厩を使用していた。
これはややマイナス材料になる。
ここまで見ていって、アンビシャスとタッチングスピーチはマイナス材料が見られた。
後の馬たちは実力を十分に発揮できそうなので、あとは偏差値次第だと思われます。
こういうレースはわりと実力通りに収まりそうです(人気通りではなくて)。
特に2000mの距離で全能力を発揮できる馬に注意です。
日曜が楽しみですね。
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